3Rに左ストレートをカウンターで二度当てて韓の腰を落とさせた川浦。それで余計な余裕を持ってしまったのか待ちのボクシングになってしまう。後手を踏んだ韓は挽回すべくひたすら前進しながら手数を繰り出す。終盤はスタミナ切れで手数がめっきり減った川浦…
チャベスJrの不甲斐なさが目立った試合。立ち上がりからガードを固めてノロノロと前進するだけでまるで手が出ない。打たれると打ち返すよりもローブローやラビットパンチをアピールするのに熱心なように見えた。ポールはチャベスJrの鈍重な前進を楽々と迎え…
相手ガードの隙をタメのないコンビネーションで突くのが上手いヒルベルト・"スルド"・ラミレスがキューバ出身挑戦者を各ラウンド少しずつリードして結果的に小差〜大差の判定勝ち。オペタイアとの統一戦は実現するのだろうか。
メキシコのウェルター級無敗ホープ、ラウル・クリエル。テンポの速い相手の攻撃に多少手を焼きながらも4Rにワンツーから左フック、右アッパーのコンビネーションでダウンを奪い、追い打ちをかけてストップ勝ち。上下アッパーを絡めたコンビネーションがうま…
殺人の冤罪で11ヶ月拘束されたという異色過ぎる経歴のグリフィンだが、この試合では小柄なロドリゲスのコンパクトなパンチを浴び続ける。8Rに右でダウンを奪って形勢逆転したかに見えたが続く9Rを無為に過ごしてペースを渡し、いよいよ尻に火がついた最終10R…
テキサスの真っ直ぐな坊やという雰囲気の全勝ホープ、フロイド・スコフィールドが元世界王者のフィラデルフィアのワルっぽいファーマーに挑む一戦。初回スコフィールドのフック気味の右がヒットしていきなりダウンを奪う。井上尚弥がパヤノを倒したパンチだ…
何故か静岡でIBF世界スーパーフライ級王座決定戦を戦って引き分けたメキシコ人二人がメキシコで再戦。空振りしたパンチがレフェリーに当たるほど思い切り振り回すガルシアに対し、なまじ技術で上回るカリストは打ち終わり狙いで待ちの時間が長く、結果的にガ…
世界挑戦経験者のバルデス。再起戦に選んだ21歳の先制攻撃に後手を踏み、2Rにボディで2度ヒザをついてKO敗け。世界戦線から脱落。逆に勝ったロハス浮上の目があるかも。
東京五輪出場のロヘリオ・ロメロ。バランスの良さそうな左構えからジャブ、左ストレート、左右アッパーと多彩なパンチを繰り出す。脚も使える。49戦で20敗以上しているポッチャリ体型の相手の右一発狙いを警戒しながら6Rにダウンを3度奪ってKO勝利で4戦全…
元世界王者とはいえそれは11年も前の話。しかも2階級下のミニマム級だ。既に6敗もしている。そんな挑戦者フランシスコ・ロドリゲスが試合開始と同時に猛然と攻めかかり、暫定王者ガラル・ヤファイに左アッパーをヒットして大きくグラつかせる。先制攻撃に手…
リオ五輪銀、世界選手権金のアマエリート・ギヤソフ。長い顔が余計に長く見えるヒゲ面。しっかりガードを上げ、ジャブから攻撃を組み立てる基本通りのスタイル。上下の打ち分けができて、左フックでカウンターを取るのも上手い。世界前哨戦に選んだ相手を一…
ウェルター級世界チャンピオンのレベルの高さをまざまざと見せつけられた試合。初回佐々木のボディバランスがまだ整っていないところを見逃さずに2度のダウンを奪う。何とか持ちこたえて得意の命知らずファイトに持ち込もうとする佐々木だったが、ノーマンは…
胴長短足のボクサーらしくない体型の田中。試合が始まるや小畑に猛然と襲いかかる。短い腕を忙しく回転させて連打の嵐を浴びせる。対する小畑もロープを背にしながら打ち合い上等とばかりに打ち返す。ディフェンスに難のある田中は危険なパンチを何度も喰ら…
初回でキャリアの浅い対戦者の動きを見切った阿部が上手さを存分に発揮して大差判定勝利。ただ世界戦で惨敗した後の上積みは特に無いように見えた。
上体を忙しく動かして接近戦に持ち込みたいカンボソスだが、ヒッチンズが間断なく繰り出すジャブの正確性にことごとく阻まれる。無理に近づくと右を打ち落ろされる。5Rにはボディを効かされて後退して連打を浴びる。8Rに入るとヒッチンズの方がガードを上げ…
東京五輪金メダルのアンディ・クルス。小柄だが伸びのあるジャブで三代を自在にコントロール。3Rには三代の左ガードが下がるのを見逃さず右で2度のダウンを奪い、5Rの集中打でストップ勝ち。世界ライト級の挑戦者決定戦とはいえ、三代の勝ち筋が全く見えない…
ライバルの不在に悩むオペタイアにあてがわれた挑戦者はオッサン体型のイタリア人。いつもよりやや粗いボクシングで挑戦者を追い込み、5Rの右フックでフィニッシュ。
ライト級の超新星アブドゥラー・メイソン。ベテラン選手を存分に痛めつけて出血TKO。いつでも世界戦できそうだ。
自分のの凱旋興行を計量失格による試合中止で台無しにしたキーションの兄、ケルビン・デービス。長身サウスポーという属性に過度に依存したボクシングで、パンチを打つフォームはバラバラ。ディフェンスもお粗末で、相手の右をもらい続けて判定負け。
リングサイドの堤聖也、武居由樹、そして井上尚弥を過剰に意識したのか開始早々に猛烈な勢いで攻めかかった中谷。圧倒的な迫力でポイントは取ったものの西田はしっかりとガードしてまともにはもらっていない。2Rも力任せのパンチを打ち続ける中谷に対し西田…
スピードで遥かに上回る天心。モロニー戦で接近戦も会得、離れて良し、くっ付いて良しの自在なボクシングを展開してサンティリャンを終始圧倒。大差判定勝ち。本人が試合後に語っていた通りフィニッシュへの持って行き方だけが今後の課題か。
世界選手権金メダル坪井智也のプロ第2戦。判定決着となったので1RKOだった前戦よりも見えたことがあった。まずディフェンスの良さだ。特に足を止めて打ち合いに臨んだ後半は相手が至近距離から放つパンチをことごとくガードでブロックしていた。さらに最終…
帝拳期待のバンタム級サウスポー増田陸。地球の裏側からやって来た相手との間合いを右ジャブで測って最初に放った左がまともにヒット、エプロンまで吹っ飛ばされるダウン。そのままカウントアウト。相手のレベルの問題もあるが、左の決定力は大きな魅力。
東京五輪出場のアマエリート、ディランテ・"タイガー"・ジョンソン。スピードはある。ジャブもシャープ。しかしパンチは軽い。その上、基本的に待ちのボクシングなので手数が少ない。この試合では相手との挑発合戦に多くの時間を費やしてアクションの乏しい…
東京五輪出場のトロイ・アイズリー。異様に手の長い相手との距離感の調整に最後まで苦労しながらも判定勝ち。もっとはっきり優勢を印象付ける意識が欲しい。ミドル級でこの内容では世界には届かないだろう。
己れのスピードとセンスを誇示するような左ガードを下げたスマートな構えの素人ボクシング出身のウォードリーに対し、世界選手権銅メダルのアマエリート、フニはガードを高く掲げてガニ股のすり足。試合はフニの不恰好でも基本通りの確かな技術とパンチの数…
要所に緑のラインをあしらった衣装にグレーの鳥打帽という、いかにもアイリッシュないでたちで登場のベルファスト出身ピアース・オレリー。開始ゴング直前まで被っていた帽子をとると7:3分けだ。試合では腰を落とした安定した構えからじっくりプレスをかけ、…
"良い男"と"馬鹿"の対戦。東京ドームのリング上で井上尚弥から対戦を呼びかけられたにもかかわらず他の試合をはさんで井上を待たせたサム・グッドマン。その試合を経て折角決まった井上戦は二度の負傷で延期の末にキャンセル。手にするはずだった莫大なファ…
決定戦でブライアン・ノーマンに敗れたサンティリャン。この試合では非力な相手のパンチをちょこちょこもらいながらもヒット率で上回って判定勝ち。しかし正直眠い試合だった。
無名挑戦者のアタックをスマートに捌こうとするプラントだったが、挑戦者レセンディスの圧力に後手を踏み続ける。判定は1-2でレセンディス。WBAスーパーミドル級レギュラー王座を獲得。