ボクシング備忘録

加齢による記憶力劣化顕著により自分の為の覚書

井上尚弥○vs●キム

ここまで実力差のある相手と試合する井上尚弥を見たことなかったのでそこが気になっていた。相手が強いほど力を発揮するタイプなのでその逆はどうなのか。だが充実し切った今の井上にそんな心配は無用。様子見の初回を経て2R以降はしっかりジャブを突き、上下を打ち分けてKOへの手順を踏む。そして4R、ボディを効かされながらも強がるキムに右を叩き込んでフィニッシュ。実力差をしっかり結果として現した。
孤児院育ちの挑戦者キムはどこか憎めないキャラクター。ひょんなことから舞い込んだ大チャンスに臆することなくモンスターに立ち向かった。何発か左をヒットさせ、当たっていればダウンが取れたかも知れないタイミングの左打ち下ろしもあった。このところ井上の対戦者の逃げ腰にウンザリしていた観客の好感を呼び、泣きながら退場する際には大きな拍手がわいて勝利者インタビューが中断するほどだった。そのキムに帝拳プロモーションの本田会長が何やら耳打ち。「今度君の試合を組むよ」か?
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